戦後日本彫刻史に大きな足跡を残した彫刻家・佐藤忠良(さとう・ちゅうりょう/1912-2011)。
代表作として広く知られる彫刻《群馬の人》と《帽子・夏》、そしてロングセラー絵本『おおきなかぶ』はいかにして誕生したのでしょうか。
佐藤の制作の軌跡をたどり、作家が蒐集し生涯手元においたオーギュスト・ロダン(1840-1917)やマリノ・マリーニ(1901-1980)、ベン・シャーン(1898-1969)などのコレクションを手がかりとしてその創造の秘密に迫ります。
■同時開催:
コレクション展「野崎道雄コレクション受贈記念 見えないもの、見たいこころ」
昨年度、野崎氏より寄贈を受けたゲルハルト・リヒター(1932-)を中心とする150点余りの現代美術を展示。長年の収集に込められた思いの 一端とともに紹介。
日 |
4月22日(土)〜7月2日(日) ※最新情報はウェブサイトをご確認ください |
休 | 月曜休館 |
時 |
9:30〜17:00(入館は16:30まで) |
所 |
神奈川県立近代美術館 葉山 |
催 |
神奈川県立近代美術館 葉山 |
費 |
一般1,200円(各種割引あり) |
tel | 046-875-2800 |
山口蓬春(1893-1971)は、東京美術学校西洋画科に入学するも日本画科に転科し、以後、戦前から戦後へと時代が激しく移り変わるなかで伝統的な絵画技法を究め、かつ、「新日本画」の創造を目指し邁進し続けました。
蓬春は、西洋画と日本画という二つの知識と技法を会得したことで、奇しくも日本画が内包してきた伝統と革新という要素を、身を持って体験し、実践してきた画家ともいえるのです。
本展では、蓬春の言葉の軌跡を辿りながら、その作品の描き方はもちろん、審美眼によって蒐集されたコレクション、また、残された画材類を通じて蓬春が求めた「新日本画」の創作過程を解き明かします。
日 |
4月8日(土)〜6月4日(日) |
休 | 月曜休館 |
時 |
9:30~15:30(入館は15:00まで) |
所 |
山口蓬春記念館 / 葉山町一色2320 |
催 |
山口蓬春記念館 公益財団法人JR東海生涯学習財団 |
費 |
600円(高校生以下は無料、他割引あり) |
tel | 046-875-6094 |